猫から学ぶ自分らしく生きるコツ 猫はためらわずにノンと言う
もし初めて、僕のブログを初めて読んでくれる人はいたのなら、初めに書きますが、僕は適応障害とうつ病という病気を患って、仕事を休職しています。
繰り返される時間に追われる日々や顧客から無理やり押し付けられる注文から、少し離れて本を読んだり、ウォーキングしたり、我が家にいる2匹の猫と遊んだりといった日々を送っています。
適応障害という病気になって、アドラー心理学のような本を読んだりしましたが、今の自分にはちょっとハードルが高かったりする部分が多く、「ちょっと違うかなぁ」と思っている中出会ったのが「猫はためらわずにノンと言う」この本でした。
僕の家の猫たちは誰かの目を気にせずに自由気まま、時に甘えて、わがままに過ごしています。
我が家の王様です。笑
そんな猫から人生を豊か生きるコツをこの本から多く載っていました。
ニヤニヤしながら読んだり、涙を流してしまったり、日常の生活を豊かにするための考え方を多く学べました。
本来、本の紹介をするのが良いと思うのですが、本を読みながら印象に残った言葉、心に留めておきたい言葉たちをメモしたので、僕が多くを語るよりもその言葉を読んでいただいた方がこの本の良さをわかってもらえるような気がします。
ホッコリしたり、考えさせられたり、ハッとさせられる言葉が見つかるかもしれません。
あくまでここで紹介している言葉は僕がメモをした言葉なので、もし興味があったら、本書の方にもぜひ手にとってみてください。
きっと何度も読み返した本になると思います。
猫はためらわずにノンと言う 心に留めておきたい言葉たち
- 一休みして、もっと大事なこと、猫のように自分が心地いいと思えることだけに集中すればいい、、猫のように生きてみたら?
- はじめに神は人を作った。 しかし、人があまりにも弱いのを見て猫を与えた
ウォレン・エクスタイン
- 自分の世話は誰よりも自分が1番うまくできるのだから、他人を当てにしてはいけない
- 猫は何の役に立たないことを名誉なことだと考えている
だから家の中では犬よりも上位に立とうとする
- 猫にとって、猫である自分に満足し自分を愛するというのは生きる基本で、本能のようだ
- 猫は猫であるが故に愛される あなたもあなたであるが故に愛されなくてはいけない
- 猫は自尊心の高さや猫であることの自信を誰かに説明しない、そんなことは意味がない。 誰がなんと言おうと猫は猫で、それだけで十分。同じように、あなたはあなただというだけで価値がある。誇りを持っていいのだ。
- あなたは他の誰でもない、あなただというだけで、十分特別な人だから。
- 何も押し付ける事はないのに、にじみ出る魅力で周囲の人をあたためられる人を目指そう。
- 猫は自分が誰に好かれて誰に嫌われているかよく知っている。しかし、そんなことはどうでもよいのだ。
ウィ二フレッド・キャリアー
- 他人の目を気にして、自分を本当に幸せにするのは何かということを見失ってはいけない
- 遠慮がちに繰り返される心の声にじっと耳を傾けて、猫のように自分に忠実になる事を考えてみよう。
- 毎日を自分らしく暮らせば、悪いようにはならないものだ
- 新鮮な驚きは心の酸素のようなものだ
- 毎日何かを「知る」ことから始めてはどうだろう。知ったことが重要か、役に立つかはどうでもいい。 毎日何か一つ知ること、簡単な言葉の一つでも良い。どんなことだって知れば一生ものの知識となるのだから
- ワクワクと楽しい人生は「何だろう、もっと知りたい」から始まる
- 猫と犬の違い
犬は人に食べさせてもらい保護してもらっているから、人を神だと思っている
猫は人に食べさせてもらい保護してもらっているから、自分を神だと思っている
アイラ・ルイス
- 周囲に、あなたにとって無駄に大きな存在の人はいないか。その人に嫌われないためなら、自分の行動を諦めてしまう人物
- 自分が何に依存し、それにどのくらい行動を制限されているのか測っておくことが大切
- 1人で立てなければ、1人で歩くことはできない
- 人を使えるようになる1番早い方法は、先に自分の時間を確保してしまうこと そして人を使うことは、周囲の人、社員やパートナーや子供たちを信頼することだと考える。
- 職場でも家の中でも1人で頑張るのはもうやめよう
- 全ての動物の中で猫だけが瞑想的に生きている
- 「やってしまわなければ」「見てしまわなければ」といった使命感や義務感を捨て、今という時間を味わって生きる
- 「ゆっくり生きる」のは悪いことではない
- 生まれるのに時間をかけたのだから、死ぬのにも時間をかけなさい
- もともと人間は馬鹿な生き物なのだ でも、そんなヤツと無理に付き合うことはない あなたの人間関係を馬鹿に捧げる必要はないのだから。
- 眠る幸せを大事にしよう
- 猫は敵に出会うと賢く立ち回る まともに戦えば、双方ともに傷つく。 猫にはそれがわかっている。
- 管理職をやらせたら、猫の右に出るものはいないだろう。
- 自分の偉さを知らしめるために声を荒げることもなく、励ましのまなざしで見つめてくる
- あなたが上に立つ人であってもなくても、猫の態度は役に立つ
・無駄な大騒ぎない
・忙しいふりをするために、ジタバタ動き回らない
・必要な時には有能であること。
・世間の事情を詳しくなるため、目立たないようにいつも監視している。
・必要ならば、全力で攻撃に出る
・定期的に休憩して、情報交換したり仲間との良い関係を維持したりする
・すぐにバレるから仕事をするフリはやめよう
・忙しそうに見せるのはやめよう
- 欲しいものを手に入れようとする時の猫の粘り強さには、敬意を表すべきだ 「絶対あきらめない」という猫のモットーを前に、私たちは「まいった!」と言わざるを得ない
- 何かに取りかかったら、絶対にあきらめるな
- 猫は確信的に人の話を分かろうとしない
- 第一印象という直感はウソをつかない。悪いことが起きないよう慎重になるために、原始的な勘をもう少し大事にしよう!
- あれっ、と思ったら、勘に従うこと。
- 本当に欲しいものは「わからない」のではなく「どうせ得ることができない」と自分の気持ちをごまかしているのだ。
- 他人が勝手にあなたに持つイメージに満足し、期待される役割をそっくり果たしたからといって、それでよいのだろうか?
- 自分が「本当は何が欲しいのか」と正直な胸の内を定期的に自分自身に問いかけてみる必要がある。
- 猫は自分が「本当は何が欲しいのか」、ちゃんと知っている そして、「本当に欲しいものだけを得る」というきわめてシンプルな生き方を生活にくまなく徹底している
- 猫はとりあえず欲しいものを要求する事はタダだと思っている
ジョセフ・ウッド・クラッチ
- 人に助けを求めるのは悪いことではない。 お願いしてみれば、きっと喜んで手を貸してくれる人が現れる。 そしてもう一つ、あなたを助ける事はその人にとっても悪いことではない。その人はちょっと良い気分になって、他の誰かに褒めてもらえることになるから。
- 猫はまったくもって正直だ 人間はさまざまな理由で感情を隠してしまうが、猫は違う
ヘミング・ウェイ
- 猫を見ていると、1番楽な生き方は結局のところ、他人にも自分にも素直になることではないかと思えてくる
- 嘘をついて失敗する事はあっても、正直でいて悪いことはない
- 正直なのも結構だが、いつでも誰にでもあらいざらい、全てを語ってしまうことはない。
- 相手をよく見て相手の話をよく聞く態度をとることが、多くの言葉を並べるのと同じくらい説得力を持つこともある。
- 黙って人の話をよく聞くことでもっといいことが言えることもある。
- 私が猫好きなのは、猫がリビングを歩く時も生まれ落ちた"雨どい"を歩くときも、同じ態度でいるからだ
シャトー・ブリアン
- 鏡ごしではない実際の自分に少々の謙虚と真実とを見出せば、本当に大切なものと上っ面だけのものとを見分けられるようになる
- 好きな事を好きな時に楽しもう。 後のことはあまり考えすぎない方がいい。
- 猫はライオン社会の法律で生活しなくてもよい
- 高い野心を持つのはいい、ベストを尽くすのもいい。だけれど、上手くいかなかった時、失敗した自分にどのくらい寛大になれるのか、ここがポイントだ
- 猫は自分がライオンでないと知っていても、猫として十分、飛び跳ねたり走ったり狩りをしたりできる。 ジャングルの王になれなくても、あなたの家のソファーの王になれるのだ
- 自分にできる事を謙虚に考えよう。 そして、頑張った自分に寛大になるのだ。
- 飾らない自分のまま、自分らしく美しくなろうと努力する人は輝いて見える。
- 人間の心理カウンセラーは、黙って患者の話を聞く。しかし猫は、ただうなずいて話を聞いているだけのカウンセラーなんかよりもっと、私たちの悩みを理解してくれているように思える、そして、そのまなざしで「大丈夫、それも過ぎ去っていくから」と繰り返し、私たちの心の隙間を埋めていってくれるようだ。