適応障害と僕の生きる道

30代で「適応障害」と診断された僕の心と向き合うための生活日記。

他人に向けた目で自分自身も見つめる

メンタルクリニックに行くと「自尊心を高めると良い」とアドバイスを受けること人も少なくないと思います。

要は自分自身をもっと好きになって、評価すべきだという事ですね。

言葉にするのは簡単だけれど、実際に自尊心を高めることはそんなに簡単な事じゃないです。
だって、ある意味この病気を患う要因の1つとして、自尊心の低さもあるのだから、「高めてくれ」と言われて、高められるものでもないですよね。

 

じゃあ、どうすれば良いんだろうってふと思いました。

僕の場合、適応障害と診断される前は周りをストレスを溜めることが多かった。

 

人の悪い部分を見つけてしまうプロになっていました。
そんなプロになってしまったら、自分自身の悪いところを見つけてしまうのも簡単です。

他人に向けられた目で、自分自身も見つめるのです。
現に幸せそうな人に、他人の悪口を言うことで幸せを保っている人なんていないと思います。
少なくとも、他人の欠点を見つけて悪口を振りまいている人を見て、幸せそうに見えないですよね。

それならば、人の欠点や不満を見つけるのではなく、良いところや感謝することを探す方が自分自身も幸せな気持ちになることも多いのではないでしょうか?

 

他の人に「ありがとう」って言うときに、心の中で怒りを抱えている時って少ないと思います。
例外はあるにせよ、大概は自分自身も良い気持ちになっていることが多いと思います。

 

たまにふと周りを見渡して、家族や友達や同僚、食べ物や身につけているもの、どんなものでも良いから感謝するもの見つけて、心の中やスマホや紙にでも良いからリストアップしてみると良いかもしれない。

普段からそういうことを考えていないから、最初は数は少ないかもしれないけれど、「人の悪い部分を見つけてしまうプロ」になっていったように感謝することや良いところを見つけるのも上手くなっていくと思います。

 

他人を見つめる目で、自分自身を見つめる。
ならば、感謝するものや良い部分を見つめていけば、自然と自分自身の自尊心も高くなっていくかもしれないです。