適応障害と僕の生きる道

30代で「適応障害」と診断された僕の心と向き合うための生活日記。

椅子に座れているだけで奇跡の復職初日

ちょっと遅れましたが、前回書いた復職初日の時のことを書いていきます。

 

・前回の記事

living-with-yourself.hatenablog.jp

 

久しぶりの出社となるとまず最初に関門になるのはオフィスに入る時です。

 

どんな目線で送られるんだろうみたいな。
自分のオフィスがあるフロアに登っていくエレベーターはいつも以上にゆっくり登っていくように感じました。

 

ここまで緊張しながら、エレベーター乗るのって入社前の面接の時と入社した日以来かと思います。
ただオフィスまで着いちゃうともう逃げる場もないので、弱気になるというよりもやけくそに近い状態です。笑

 

自分が今置かれている状況に覚悟して、オフィスの扉を開けました。

 

自分が思っていたよりもリアクションがない。
まぁ、よく考えたらなんでしばらく休んでいたのかという事情を知っている人も結構限られている上に、ちょっと特殊な職場環境なのですが、外国籍の人も多い職場なので僕の休職した2週間ぐらいの期間だと帰国で休む人もそこまで珍しくもないんですよね。

休職したタイミングがテレワークが解除されたタイミングとほぼ重なっていたので、新卒社員だったり、座席が結構変わってて、自分の方が呆気にとられていました。笑

 

恐る恐る前まで自分がいた座席の場所まで近づくと上司が僕の姿に気づき、「おぉ!!」と微笑んでいました。
これが復職後に1番最初に受けたリアクションかな?

 

すぐに別室で簡単に上司と面談をしました。

 

まず最初に

 

今日から復職をすることになったが、病気自体の克服はまだできていない事。

病気の影響で感情の起伏が激しい事。

記憶力がかなり低下している事。

 

この3つのことを話しました。
これはたまたまですが、話の中で自分の隣の座席の人の名前を出そうとしたのですが、その人の名前すら思い出せなかったです。

結構話したりする仲なんですけどね。(そして、数少ない事情を知っている同僚の1人でもあります)
今思うと、これも記憶力の低下に繋がるのかな?

 

だから、まだ本格的に仕事をできる状態ではなく、出勤自体がリハビリのようなもんだと思っていただけると助かるとお願いしました。

正直、座席に座れているだけでも奇跡の状態です。笑

 

上司からは「辛かったら、いつでも声をかけてくださいね」と言っていただきました。

面談はこちらか事情を話すような形で終わりました。

 

その後、いろんな形に同僚から声をかけてもらうのですが、だいたい2つの言葉で声をかけていただけました。

 

事情を知らない同僚からは

 

「久しぶりです。元気ですか?」

 

事情を知っている同僚から

 

「もう大丈夫ですか?」

 

「もう大丈夫ですか?」はやっぱり今の僕にはちょっと苦い質問で、苦笑いしながら「まぁまぁって感じですね」みたいな苦し紛れの返答しかできませんでした。苦笑

 

念の為、新しいプロジェクトのチームメンバーのまとめ役の人には僕が長期的に休んでいた理由とまだ本調子ではないことは伝えました。
その人は自分と入社日も近く、歳も同い年で一度一緒に飲んだりする仲だったので、結構話しやすいです。

ただ結構興味を持って話を聞いているので、少し「んっ?」と思っていると、「もしかしたら

その病気に近い状態かも」と、、

確かにその人も社内でもかなり真面目な感じの人なので、僕と同じような病気にかかりやすいタイプなのかも。

とりあえず「自覚があるなら、念の為でも病院に一度行ってみた方がいいかもしれないですよ。」とアドバイスをしました。笑

 

いや本当に僕みたいに「気のせい」とか「最近忙しいから」ってごまかしごまかしでやっていると僕みたいに休職する段階にまで至ってしまいますからね。

自覚があるなら、すぐに病院に行った方がいいです。

 

初日はほとんど新しいプロジェクトのシステムの環境を引き継ぐような感じでした。
客先とのリモートの打ち合わせにも参加しましたが、本格的なアサインはまだなので話を聞いているだけで存在は消していました。笑

 

思い返すと仕事らしい仕事はほとんどしていないですが、通勤だけでかなりの疲労感はありましたね。

昨日の記事でも書きましたが、僕の今の状態は目に見えていないだけで、松葉杖をついたけが人のようなもんです。

 

とりあえず月曜日は復職2日目。
この記事を書いている今、かなり不安な状態ですが、しばらくは無理をせず、無事出勤退勤ができるように頑張れればと思います。

 

長文な上、駄文ですが読んでいただきありがとうございます。
 

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