適応障害と僕の生きる道

30代で「適応障害」と診断された僕の心と向き合うための生活日記。

暑くなってきたので、ゾッと怖いホラー小説で心身を冷やそう「ぼぎわんが、来る」

最近、すっかり熱くなってきましたね。

外を散歩するにしてもマスク着用は必須なので、例年以上に暑く感じます。

 

暑くなってきたといえば、去年の僕は今ぐらいの季節に怪談小説をよく読んでいた気がします。
ホラーはあまり得意ではないけれど、怖いもの見たさで怪談を読むのはけっこう好きだったりします。笑

 

小説だと頭の中でいくらでも想像ができるので、実は映画で見るよりも怖かったり、、

 

去年読んでいた怪談小説の中でも特にオススメしたいのは、三津田信三さんと澤村伊智さんの怪談小説。

 

澤村伊智さんは「来る」で映画化もされているので聞いたら、「あっ!」って思う人多いかもしれない。
そうなるとオススメしたいのは「来る」の原作にもなった「ぼきわんが、来る」です。

元々、「来る」の監督をしていた中島哲也の映画が好きなので、けっこう気合を入れて、映画を観る前に原作を読んだのが出会ったきっかけ。
はっきり言うと、映画と原作はかなり雰囲気が違います。

 

と言うか、映画の方は中島哲也色が強すぎて、異色のホラーって感じで怖い要素はそこまで強くなかったのですが、原作の方はめちゃくちゃ怖いです。

寝る前に夜な夜な読んでいたのですが、いい歳こいて久しぶりに夜中にトイレに行くのが怖くなりました。笑

 

物語のあらすじをamazonから引用させていただきます。

 

幸せな新婚生活をおくっていた田原秀樹の会社に、とある来訪者があった。取り次いだ後輩の伝言に戦慄する。それは生誕を目前にした娘・知紗の名前であった。原因不明の噛み傷を負った後輩は、入院先で憔悴してゆく。その後も秀樹の周囲に不審な電話やメールが届く。一連の怪異は、今は亡き祖父が恐れていた“ぼぎわん”という化け物の仕業なのか?愛する家族を守るため秀樹は伝手をたどり、比嘉真琴という女性霊媒師に出会う。真琴は田原家に通いはじめるが、迫り来る存在が極めて凶暴なものだと知る。はたして“ぼぎわん”の魔の手から、逃れることはできるのか…。

引用元:amazon

 

いわゆる某掲示板で有名な尺八様とかそういった系統のホラーストーリーなんですが、そこに現代的な社会問題が絡んできます。

 

映画とか本の紹介って、あまり紹介を深くするとネタバレになってしまうので、どうしてもふんわりとした紹介の仕方になってしまうんだけれど、その社会問題がものすごい身近で「こんな人いくらでもいるよなぁ」って、自分の身の回りに起きていることも安易に想像ができちゃうから、余計に主人公たちに感情移入をしやすいのかも!

 

物語の中でたった一言のセリフで、展開が一気に変わる場面があるのですが、とにかくその一言の意味に気づいた時はあまりにゾッとして、数ページ読み直してしまいました。

 

澤村伊智さんの本は他にも「ずうのめ人形」などの本もあるですが、1周読んだ後に2週目読みたくなるホラーが多い気がします。

 

ずうのめ人形もそうですが、ひんやりする怖さよりも一気に凍りつくような怖さを味わいたい方におすすめです。

 

三津田信三さんの本も紹介しようと思いましたが、長くなったのでまた後日。

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