適応障害と僕の生きる道

30代で「適応障害」と診断された僕の心と向き合うための生活日記。

精神障害を患っていることを会社に相談した日

今日から3日前に僕は「適応障害」という精神障害を抱えている事を診断をされました。

 

そして、その次の日に会社にそういった診断を受けた事を上司に相談しました。

 

前回の記事の中で会社に相談した時に、どういう反応を受けるのかというのを不安を書きました。

 

前回記事

living-with-yourself.hatenablog.jp

 

実際に出勤する前、家で会社に行く準備をしている間、息苦しくて呼吸が荒くなってしまいました。
こんな時こそ、心療内科でもらった薬を1錠。

 

なんとなく気持ちが和らぐ気がする。


会社に着くまでの通勤時間、どういう風に打ち明けるかは少し考えました。

その時、考えた方法は2つ。

 

1つは社内のコミュニケーションは「Slack」というSkypeのようなコミュニケーションツールを使用しているのですが、朝一で上司に「相談したいことがあるので、時間をいただけないでしょうか?」と声をかけ、時間の都合が合う時に空いている会議室で話をする。

 

2つめは会社に着いたら、速攻で上司に席に突っ込んでいき、「昨日、病院で診断をしたのですが、そのことで少し相談したいのですが、、」と声をかけて、空いている会議室で話をする。

 

実際に話すときのシミュレーションをしながら、通勤中はその事しか考えていませんでした。

 

結果としては、僕は実際に行ったのは2つめの方法。


会社に着くなり、上司の席まで一直線。

上で書いたままのセリフで上司に声をかけ、朝一なら空いている会議室があるという事で、そのまま2人で会議室に行きました。

 

とりあえず今の自分が精神障害適応障害を診断された事を上司に打ち明けました。

その時の上司の様子はというと基本的には静かに僕が話す内容を時折頷きながらも聞いていました。
そして、上司からの質問は大きく2つ。

 

「どういった症状が出るのか?」

「どういった所にその要因があると思うのか?」

 

症状に関しては、芸人の岡村隆史を例にして、呼吸困難や鼓動が激しくなるといった症状が毎日起きる事を話しました。

 

2つめにの質問に対しては、すべては話せなかったけれど、「おそらくプレッシャーを強く感じていた事が発端だと思う」そういった感じで話しました。

そして、こちらからも「休職をしようとは考えていないけれど、しばらくの間、業務量を調整していただきたい」とお願いをしました。


とりあえず業務の調整は今日の今日ではできないから、1〜2日待ってほしいという事で話は収まりました。

 

話をした時間にして10分程度。


僕自身もプロジェクトのスケジュールを管理する身なので、1〜2日で調整していただけるなら、かなりありがたい話。

だけど、心の中ではこの1〜2日というのがかなり大きく感じていたのも事実で、毎朝やっている朝のチームミーティングでかなり険しい顔をしていたのか仲間内から「大丈夫?」って心配されました。

 

まだ事情の知らないチームメンバーに上辺だけでも「大丈夫」という言葉が言えなくて、苦笑いしながらも「まあまあな状況です」というのが精一杯。

今にして思えば、「まあまあな状況ってなんだよ!」って話ですが。笑

 

病院で診断を言い渡された影響もあって、今まで表に出てきていなかったものが表に出てきているのを感じていました。

 

午前中は前日、心療内科に行くので休んでいた間の対応状況をキャッチアップ。

割と朝のチームミーティングの一件以来、平穏に業務をしていたのですが、お昼前に得意先のボスからの連絡。
少し無理のある内容で確認をしてほしい事があると依頼が入りました。

 

かなり最悪のタイミング。

 

僕の担当しているプロジェクトメンバーに相談&確認をする。
ちなみに僕のプロジェクトメンバーは日本人が僕だけで他は中国支社の現地の中国人メンバーです。
基本的にみんな超優しいです。笑

この相談をしている時に少し自分に異変は起きている事を感じていました。
話したい内容が全然まとめられない。
焦りが出すぎて、話が支離滅裂になっている。。

いや、これは相手に指摘されたわけではないので、そう感じていたのは僕だけかも知れないのですが、どんどん自信がなくなっていました。

 

しまいには「自分でめちゃくちゃな事を言っているのはわかっている」とちょっと涙目になりながら話していました。。

 

流石にこれはまずいと少し自分で感じ、自分のプロジェクトメンバーの中国側のリーダーには、「自分は今、心の病気を患っている。だから、迷惑かける事があるかもしれない。」と打ち明けました。

 

第一声は「はっ!?!?」でした。笑
日本人同士で「はっ!?」って相槌はちょっと冷たい感じがしますが、外国籍の人のこの相槌は日本人でいうところの「えっ!?!?」って感じです。笑

 

その後は僕の話すことに優しく「大丈夫。」と繰り返しながら聞いていくれました。。
こういう時に「大丈夫」って他の人から言われると少しが心が和らぐような気がしますね。

 

だけど、この時にはこう思っていました。

 

「今の僕は仕事ができる状態じゃない」


半年や1年の休職をするほどの必要はないかもしれないけれど、少なくとも1週間は休職した方がいいじゃないかなと考えていました。

 

早速、妻に「1週間ぐらい休職しようかな、、」とラインを送りました。
妻は呼吸が荒くなってるの目の当たりにしているのもあって、「あなたがそうしたいのであれば、反対しないよ」とすぐに返答をもらい、午後一で上司に相談。

 

こういう時は思い悩むとどんどん話せなくなっちゃうから、すぐに話しちゃった方がいいですもんね。

 

上司に話した時は、朝一で病気のことを打ち明けた時よりも驚いていた気がします。
とりあえず自分のプロジェクトに関して、今日中に引き継ぎをするという事で1週間休職することになりました。

 

でも、休職する事が決まって、かなり心が軽くなりました。

 

話すまでの前日、前々日は打ち明けること思い悩んでいましたが、杞憂で終わったのかな。

プロジェクトメンバーの中国側のリーダーにも「明日から休職することに決めました。」といった旨で連絡したら、こう返ってきました。

 

「仕事よりも体や生活の方が大事です。心配しないでゆっくり休んでください😊」

そんな風に言ってくれるメンバーと仕事ができた事がとても嬉しかったです。

 

そんなこんなで僕の休職生活がスタートしました。

 

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