適応障害と僕の生きる道

30代で「適応障害」と診断された僕の心と向き合うための生活日記。

「適応障害」という病気と向き合った日

「最近、自分の精神状態が少し苦しい状態になっているかもしれない」

 

妻に初めて打ち明けました。
息苦しさを感じて、少し過呼吸気味になったりとそういった症状が体に出るようになってから、確か3ヶ月ほど経ったつい3日前。

 

なんでここまで打ち明けるのが遅れてしまったかと言うと、何か後ろめたさがあったとかではありません。
息苦しくて、少し過呼吸気味になっているものの、僕自身に起きているものはそこまで重症ではなかったので、純粋に風邪でも引いたのかなと思っていたし、どちらかと言うと時期が時期なので、「コロナだったどうしよう?」と言う心配の方が強かったです。

 

逆になんで妻に打ち明けようと思ったかというと、それも特に深く考えて打ち明けたわけではなくて、食事中の軽い会話のような形で打ち明けました。

 

からしたら、軽い気持ちで打ち明けたつもりだったけれど、自分の旦那がそういう状態に陥っていると打ち明けられた妻からしたら、そうではなかったのでしょう。

 

そこまで深く考えずに打ち明けたつもりだったけれど、「自分で何が原因でそうなったのか」ということを聞かれて答えているうちに、自分の中に今、自分に起きていることの問題に初めて向き合ったような気がします。

 

そして、妻の勧めもあって、心療内科に行くことを決めました。

 

口に出して言えなかったけれど、妻には申し訳ないと思っています。
妻の性格からして、僕にはそういった態度は示さないけれど、責任を感じてしまうんじゃないかと思う。

 

自分の精神状態が良くなったら、なんらかの形でお礼をしよう。

 

話は戻りますが、妻には

「善は急げ!って言うし、明日、上司に自分の精神状態がこうなっているって事を相談して、明後日にでも会社を休んで行ってみようと思う。」

と答えた事を覚えています。

 

実際はこの順番は逆になりました。

 

僕は「うつ病」だったり、なんらかの精神障害を患っていたとしても、そこまで抵抗はありません。
むしろ、この心に抱えている重さ、呼吸が苦しくなること、鼓動が激しくなることの正体がわかるんだから、むしろそれは良いことだと思っています。

 

だけど、周りはそんな自分をどう思うんだろう?


筋トレとかしているので、普通の人と比べたらガタイも良い方だし、会議とかでもどちらかと言うと思ったことは発言したりする方だし、多分、僕に対しての周りのイメージってそういったイメージは少ないと感じています。

それ自体も僕の思い込みかもしれないのですが、、

ただ、もし精神障害を患っている事を話したら、これまでの同僚や上司との関係性が変わってしまうような気がして、それが1番不安でした。


たとえしばらく今まで通り仕事が出来なくても、それに対して罵倒されたり、中傷されたりとかそういった心配はないけれど、きっとすごい気を使ってくれるんだろうなということが安易に想像がつきます。

今までちょっとした冗談を言い合えていたのが、これからは僕と話す時は言葉選んで話すようになるのかな、、言葉は悪いけれど、腫れ物を触るような扱いになるのかな、、

寝る前にふと考えたら、いろんな思いがグルグル頭の中を駆け巡って、結局1時間ぐらいしか寝れませんでした。

 

こんな状態では、会社に行くのは辛いし、結局予定を変更して、病院で診断してもらってから、会社に相談することに決めました。

 

 

病院を探したら、家の近所にも数件、心療内科はあったけれど、行く病院がそういった病院なので、電車で30分ほどの少し離れた病院を選びました。

 

病院行くまでの電車でふと思いました。

 

「わざわざ遠くの病院を選ぶって抵抗あるってことじゃん、、」

 

頭では抵抗ないと思い込んでいても、心のどこかでやっぱ抵抗はあるんだろうな。

 

心療内科のような病院に行くのは初めてなので、ちょっと緊張。
どんな事を話すんだろう、、ちゃんと話せるかな?

 

結果的にいうと、特になんの心配もなく、事前に記載したアンケートを基に話を聞いてもらいました。
診察は思ったより、あっけなく終わったかな。

 

初めて行く心療内科だから、こんなのもんなのかどうかわからないけれど、、

 

病院から帰ってきて始めたことは、自分の気持ちや心を整理するために始めたこのブログと同じような境遇の人とコミュニケーションを取りたいと思って、スタートしたTwitterのアカウント。

 

病名を告げらたのが一昨日。
確実にそれを境に何かが変わったと思う。

 

とりあえずゆっくりで良いから、回復できるように自分の心と向き合おう。

 

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