適応障害と僕の生きる道

30代で「適応障害」と診断された僕の心と向き合うための生活日記。

ストイックとトゥーマッチの違いとはなんなのか?

これから自分自身も気をつけなきゃいけないなぁって思うことなんだけれど、最近、「ストイック」と言う言葉と「トゥーマッチ」って言葉が混合されてしまうことが多い気がします。

というか、ストイックって言葉に対して、トゥーマッチって言葉が使われることがあまりないので、頑張っている人のことを「ストイックな人」って言うことが多いですよね。

 

だけど、この2つの意味を履き違えてはいけないですね。

 

ストイック "Stoic" ・・・自身を厳しく律し、禁欲的に己を持する、という意味のこと。わかりやすくいうと、さまざまな欲求に左右されず、自分で定めた基準を厳守して行動する

 

トゥーマッチ "Too much"・・・手に負えないもの、とてもかなわないもの

 

僕自身、今まで周りから「ストイックだね」って言われることが多くて、言われるとちょっといい気持ちになるんですよね。
それで「もっと頑張ろう!」って思うのですが、いつの間にかトゥーマッチな仕事の量だったり、スケジュールになってしまって、心身ともに休める時間をなくしてしまう。

 

筋トレとかしている人は知っていると思うけれど、トレーニングすることと同じぐらい使った筋肉を休ませることは大事なんですよね。
ただひたすらトレーニングしていたら、筋肉は疲労して傷つくばかりで育ちません。

 

心だって同じですよね。

 

ひたすら頑張ることを「ストイックに生きる」と勘違いしてしまうことが多いけれど、頑張るのと同じぐらい休む時間が大切なんだと思います。

「頑張れば、頑張るほど良い。休む時間なんてもったいない」と休むことをネガティブに捉える人もいるけれど、実際はそうじゃないんですよね。

アメリカの心理学者のアンダース・エリクソンが調査で一流のバイオリニストの睡眠時間を調査したら、普通の生徒よりも睡眠時間が圧倒的に多かったと言う結果出たようです。


その調査によると一流のバイオリニストは1日に平均8.6時間と、アメリカ人の平均よりも1時間も多い睡眠時間をとっていると言う結果が出たらしいです。
さらに彼らは週に平均で2.8時間の昼寝をしているらしいです。


アンダース・エリクソンはこの結果から一流のパフォーマーの並外れた集中力を支えているのは「睡眠をとること」と結論づけました。

 

この調査を見たら、明白に休みを取ることがいかに大事かと言うことがわかりますよね。

 

ストイックと言う言葉の意味を履き違えるとトゥーマッチになってしまう。


「頑張っている」と誇らしげな自分がいたら、「ちゃんと休みは取れている?」と心に問いかけてあげることが大事なのかもしれないですね。

心と身体を分けて考えることも多いですが、心も身体の一部なのです。

 

 

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心配して何か得られることはあるのだろうか?

僕はすごく心配性です。
特に今の病気患ってから、この心配性というのはさらに増した気がします。


でも、心配する事とはどういうことだろう?

 

準備を整える事と心配する事は全然違う。
未来に起きる「かもしれない可能性」を十分に心配することで何か解決することはあるのだろうか?

タチの悪いことにこの「かもしれない可能性」というのは悪く転がっていく方にイメージしてしまうことが多いです。


そもそも「かもしれない可能性」が実際に起きる可能性は自分が思っているよりも可能性が低いです。
明日の仕事の心配を前日からたくさんしていても、いざその日を迎えたら、意外となんとかなっているパターンがほとんど。


だとしたら、「もしかしたら悪いことが起きるかもしれない」と可能性を頭の中で繰り返して、なんの得があるのでしょうか?


頭の中の心配ごとは解決できるどころか、そもそもそれ事態が起きないのに「ダメだった時のイメージ」を頭の中で何度も繰り返して、目の前にある今を見失ってしまうことがある。

 

ならば、うまくいった時のイメージすればいい。
ありがたいことにイメージすることは誰でもタダでできる。

言葉で言うほど簡単なことではないのはわかっている。
だけれど、もし不安が頭によぎりそうになった時に、上手くいった時のイメージをできるように意識してみてもいいのかもしれない。

 

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三浦春馬さんが亡くなったことについて思ったこと

今日、唐突に俳優の三浦春馬さんが亡くなったニュースが流れてきました。

正直、日本のドラマはあまり見ないので、TVで活躍している場面はあまりお目にしたことはないのですが、自分とほとんど歳も離れていない同世代で、適応障害うつ病という今の自分の状況も相まって、彼が亡くなったというニュースはかなりショックでした。

 

僕と彼とは環境も状況も全然違うけれど、だけど、きっと苦しみの本質って似たところにあるから、自ら死という選択をしたからの苦しみが少し想像出来てしまう。

それは僕の拙い文章力ではとても表現できないけれど、彼が何を思ってその時を迎えたのだろうと考えるととても辛いものがあります。

 

今日は一日とても考えさせられました。

 

だけど、これだけは勘違いしちゃいけないと思うんだけれど、死を選択するという事が苦しみから解放される手段だと思っていけないと思う。

 

自ら死を選択するということを神聖化してはいけない。

たまに全てをやめたくなることがあったり、「もうどうでも良いや」って無気力になってしまうことはあるけれど、死を選択することはそれから解放される手段ではないと思う。

 

僕は三浦春馬さんが亡くなったことで、かなりショックを受けました。
ファンの人の悲しみはもっとすごいものだと思うし、身近にいた彼の友人を家族は想像を絶するものだと思います。

 

もし自分が亡くなった時に自分の周りの人はこの悲しみと同じような思いをする。

なんで救えなかったんだろう?
なんで気付けなかったんだろう?

 

と自分を責めると思う。

 

死は時として尊いものとして表されることがある。
だけど、自ら死を選ぶのは絶対に違うと思う。

三浦春馬さんは悲しいけれど、そういう選択を選んでしまったけれど、もしその事に影響されてそういうことが頭によぎったなら、考えてみてほしい。

例えば、自分が死を選んだ時に、自分の友人が同じような道を辿ってしまった時の事を。

三浦春馬さん自身もそんなことは望んでいないと思います。

きっと彼の苦しみを辿れば、彼の優しから芽生えたものだと思うから。

ちょっと話をまとめることができなかったのですが、、
同世代で活躍していた彼を心からご冥福をお祈りします。

猫から学ぶ自分らしく生きるコツ 猫はためらわずにノンと言う

もし初めて、僕のブログを初めて読んでくれる人はいたのなら、初めに書きますが、僕は適応障害うつ病という病気を患って、仕事を休職しています。

繰り返される時間に追われる日々や顧客から無理やり押し付けられる注文から、少し離れて本を読んだり、ウォーキングしたり、我が家にいる2匹の猫と遊んだりといった日々を送っています。


適応障害という病気になって、アドラー心理学のような本を読んだりしましたが、今の自分にはちょっとハードルが高かったりする部分が多く、「ちょっと違うかなぁ」と思っている中出会ったのが「猫はためらわずにノンと言う」この本でした。

猫はためらわずにノンという



 

僕の家の猫たちは誰かの目を気にせずに自由気まま、時に甘えて、わがままに過ごしています。
我が家の王様です。笑

 

そんな猫から人生を豊か生きるコツをこの本から多く載っていました。
ニヤニヤしながら読んだり、涙を流してしまったり、日常の生活を豊かにするための考え方を多く学べました。

 

本来、本の紹介をするのが良いと思うのですが、本を読みながら印象に残った言葉、心に留めておきたい言葉たちをメモしたので、僕が多くを語るよりもその言葉を読んでいただいた方がこの本の良さをわかってもらえるような気がします。

 

ホッコリしたり、考えさせられたり、ハッとさせられる言葉が見つかるかもしれません。

あくまでここで紹介している言葉は僕がメモをした言葉なので、もし興味があったら、本書の方にもぜひ手にとってみてください。

 

きっと何度も読み返した本になると思います。

 

 

猫はためらわずにノンと言う 心に留めておきたい言葉たち

  • 一休みして、もっと大事なこと、猫のように自分が心地いいと思えることだけに集中すればいい、、猫のように生きてみたら?

 

  • はじめに神は人を作った。 しかし、人があまりにも弱いのを見て猫を与えた

ウォレン・エクスタイン

 

  • 自分の世話は誰よりも自分が1番うまくできるのだから、他人を当てにしてはいけない

 

  • 猫は何の役に立たないことを名誉なことだと考えている
    だから家の中では犬よりも上位に立とうとする

ミシェル・トゥルニエ

 

  • 猫にとって、猫である自分に満足し自分を愛するというのは生きる基本で、本能のようだ

 

  • 猫は猫であるが故に愛される あなたもあなたであるが故に愛されなくてはいけない

 

  • 猫は自尊心の高さや猫であることの自信を誰かに説明しない、そんなことは意味がない。 誰がなんと言おうと猫は猫で、それだけで十分。同じように、あなたはあなただというだけで価値がある。誇りを持っていいのだ。

 

  • あなたは他の誰でもない、あなただというだけで、十分特別な人だから。

 

  • 何も押し付ける事はないのに、にじみ出る魅力で周囲の人をあたためられる人を目指そう。

 

  • 猫は自分が誰に好かれて誰に嫌われているかよく知っている。しかし、そんなことはどうでもよいのだ。

ウィ二フレッド・キャリアー

 

  • 他人の目を気にして、自分を本当に幸せにするのは何かということを見失ってはいけない

 

  • 遠慮がちに繰り返される心の声にじっと耳を傾けて、猫のように自分に忠実になる事を考えてみよう。

 

  • 毎日を自分らしく暮らせば、悪いようにはならないものだ

 

  • 新鮮な驚きは心の酸素のようなものだ

 

  • 毎日何かを「知る」ことから始めてはどうだろう。知ったことが重要か、役に立つかはどうでもいい。 毎日何か一つ知ること、簡単な言葉の一つでも良い。どんなことだって知れば一生ものの知識となるのだから

 

  • ワクワクと楽しい人生は「何だろう、もっと知りたい」から始まる

 

  • 猫と犬の違い
    犬は人に食べさせてもらい保護してもらっているから、人を神だと思っている
    猫は人に食べさせてもらい保護してもらっているから、自分を神だと思っている

アイラ・ルイス

 

  • 周囲に、あなたにとって無駄に大きな存在の人はいないか。その人に嫌われないためなら、自分の行動を諦めてしまう人物

 

  • 自分が何に依存し、それにどのくらい行動を制限されているのか測っておくことが大切

 

  • 1人で立てなければ、1人で歩くことはできない

 

  • 人を使えるようになる1番早い方法は、先に自分の時間を確保してしまうこと そして人を使うことは、周囲の人、社員やパートナーや子供たちを信頼することだと考える。

 

  • 職場でも家の中でも1人で頑張るのはもうやめよう

 

  • 全ての動物の中で猫だけが瞑想的に生きている

アンドルー・ラング

 

  • 「やってしまわなければ」「見てしまわなければ」といった使命感や義務感を捨て、今という時間を味わって生きる

 

  • 「ゆっくり生きる」のは悪いことではない

 

  • 生まれるのに時間をかけたのだから、死ぬのにも時間をかけなさい

 

  • もともと人間は馬鹿な生き物なのだ でも、そんなヤツと無理に付き合うことはない あなたの人間関係を馬鹿に捧げる必要はないのだから。

 

  • 眠る幸せを大事にしよう

 

  • 眠るのが好きだからといっても人生を謳歌していないわけではない。「人生を謳歌する」という言葉は、最近ちょっと間違って使われている。 それは、いつも騒がしく、忙しく生きる、ということではない

 

  • 猫は敵に出会うと賢く立ち回る まともに戦えば、双方ともに傷つく。 猫にはそれがわかっている。

 

  • 管理職をやらせたら、猫の右に出るものはいないだろう。

 

  • 自分の偉さを知らしめるために声を荒げることもなく、励ましのまなざしで見つめてくる


  • あなたが上に立つ人であってもなくても、猫の態度は役に立つ

・無駄な大騒ぎない
・忙しいふりをするために、ジタバタ動き回らない
・必要な時には有能であること。
・世間の事情を詳しくなるため、目立たないようにいつも監視している。
・必要ならば、全力で攻撃に出る 
・定期的に休憩して、情報交換したり仲間との良い関係を維持したりする
・すぐにバレるから仕事をするフリはやめよう
・忙しそうに見せるのはやめよう  

 

  • 欲しいものを手に入れようとする時の猫の粘り強さには、敬意を表すべきだ 「絶対あきらめない」という猫のモットーを前に、私たちは「まいった!」と言わざるを得ない

 

  • 何かに取りかかったら、絶対にあきらめるな

 

  • 猫は確信的に人の話を分かろうとしない

 

  • 第一印象という直感はウソをつかない。悪いことが起きないよう慎重になるために、原始的な勘をもう少し大事にしよう!

 

  • あれっ、と思ったら、勘に従うこと。

 

  • 本当に欲しいものは「わからない」のではなく「どうせ得ることができない」と自分の気持ちをごまかしているのだ。

 

  • 他人が勝手にあなたに持つイメージに満足し、期待される役割をそっくり果たしたからといって、それでよいのだろうか?

 

  • 自分が「本当は何が欲しいのか」と正直な胸の内を定期的に自分自身に問いかけてみる必要がある。

 

  • 猫は自分が「本当は何が欲しいのか」、ちゃんと知っている そして、「本当に欲しいものだけを得る」というきわめてシンプルな生き方を生活にくまなく徹底している

 

  • 猫はとりあえず欲しいものを要求する事はタダだと思っている

ジョセフ・ウッド・クラッチ

 

  • 人に助けを求めるのは悪いことではない。 お願いしてみれば、きっと喜んで手を貸してくれる人が現れる。 そしてもう一つ、あなたを助ける事はその人にとっても悪いことではない。その人はちょっと良い気分になって、他の誰かに褒めてもらえることになるから。

 

  • 猫はまったくもって正直だ 人間はさまざまな理由で感情を隠してしまうが、猫は違う

ヘミング・ウェイ

 

  • 猫を見ていると、1番楽な生き方は結局のところ、他人にも自分にも素直になることではないかと思えてくる

 

  • 嘘をついて失敗する事はあっても、正直でいて悪いことはない

 

  • 正直なのも結構だが、いつでも誰にでもあらいざらい、全てを語ってしまうことはない。

 

  • 相手をよく見て相手の話をよく聞く態度をとることが、多くの言葉を並べるのと同じくらい説得力を持つこともある。

 

  • 黙って人の話をよく聞くことでもっといいことが言えることもある。

 

  • 私が猫好きなのは、猫がリビングを歩く時も生まれ落ちた"雨どい"を歩くときも、同じ態度でいるからだ

シャトー・ブリアン

 

  • 鏡ごしではない実際の自分に少々の謙虚と真実とを見出せば、本当に大切なものと上っ面だけのものとを見分けられるようになる

 

  • 好きな事を好きな時に楽しもう。 後のことはあまり考えすぎない方がいい。

 

  • 猫はライオン社会の法律で生活しなくてもよい

スピノザ

 

  • 高い野心を持つのはいい、ベストを尽くすのもいい。だけれど、上手くいかなかった時、失敗した自分にどのくらい寛大になれるのか、ここがポイントだ

 

  • 猫は自分がライオンでないと知っていても、猫として十分、飛び跳ねたり走ったり狩りをしたりできる。 ジャングルの王になれなくても、あなたの家のソファーの王になれるのだ

 

  • 自分にできる事を謙虚に考えよう。 そして、頑張った自分に寛大になるのだ。

 

  • 飾らない自分のまま、自分らしく美しくなろうと努力する人は輝いて見える。

 

  • 人間の心理カウンセラーは、黙って患者の話を聞く。しかし猫は、ただうなずいて話を聞いているだけのカウンセラーなんかよりもっと、私たちの悩みを理解してくれているように思える、そして、そのまなざしで「大丈夫、それも過ぎ去っていくから」と繰り返し、私たちの心の隙間を埋めていってくれるようだ。

 

明日天気になれ!

最近、梅雨の時期のせいもあって天気が悪い日も多くて、朝からテンションが下がりますよね。

 

僕の場合、天気が悪いと頭が痛くなるとか憂鬱になるとかはそこまでないのですが、普通に天気悪いと朝起きても部屋が暗いので嫌ですよね。

 

天気が悪いときは我が家のにゃんこもお昼寝の時間が長いので、にゃんこの寝顔に誘われて寝てしまうことも多いです。

猫はどうやら本能的に天気が悪いと「今日は狩りができないにゃ!」ってなるらしいので、天気が良い日よりテンションが下がるらしい。

 

人間も絶対もそれだわ!って思います。笑

 

明日は晴れたら、隣駅のブックオフまで歩いて行きたいな!
なんやかんや太陽に浴びて、外を歩くと1日の充実感が増すような気がします。

 

明日の天気になったら良いな!

 

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適応障害になるまでの心のSOSのサイン

今振り返ってみると、「適応障害」と診断されて、休職になるまでにいろんなサインが出ていたなぁと思います。

そのほとんどを「疲れているから」「忙しいから」「気のせい」とごまかしていたけれど、きっとそれが心のSOSのサインだったんだと今は思います。

適応障害 SOSサイン

 

自分の振り返りのためや「心の病かも」と不安になっている人のためになれば助けになるかもしれないので、自分が「適応障害」と診断されるまでにどんな前兆があったのか振り返ってみます。

 

 

夢の中でも仕事している

こういった病気じゃなくても社会人なら仕事をしている夢を見ることもあるとは思うのですが、 その頻度がめちゃくちゃ多かったです。

3日に2日は仕事している、あるいは職場にいる夢を見ていました。不思議なのは今の職場だけでなく、前の職場とかも出てきたところです。

職場の人と話しているだけで、実際に仕事をしていないことも多かったのですが、寝ている間も起きている時も職場にいる感じになるので、気持ちが全然休まっていなかったです。

忙しいからとそういう夢をみるのだろうと思っていましたが、今思えば立派なサインだったんだなって思います。

 

仕事の行く前の出勤準備の中でルーチンの中、オエッってえずくほど息苦しくなる

僕の場合、朝起きたら

筋トレ→シャワー→朝ごはん→着替え→家を出る

こんな感じのルーチンだったのですが、朝は喉に異物感があるような感じで息苦しくなって、まず筋トレができなくなりました。

 

シャワー浴びている時はオェッってなることもよくありました。

どうやらシャワー浴びると頭の仕事のスイッチがオンになるらしく、職場で何をするかっていうの無意識にするようになっていたので、この時は1日の中で結構ピークで体調に出ていました。

 

それでも時期的にコロナとかも流行っている時期だったので、精神的な病の心配より「コロナだったらどうしよう」って心配の方をしていました。笑

 

どんどんその頭の中でイメージすることがネガティブになってしまうことが多くなりました。

なんやかんやそのイメージ通りに悪いことが起きるということもそこまで多くはないのですが、仕事でうまくいかなかった時は痛恨の一撃です。笑

毎日気持ちがかなり重たかったです。

 

普段吸わないタバコを職場にいる時だけ吸うようになった

僕は煙草を禁煙して5年ほど経って、今や「煙草を吸いたい」と思うこともほぼないのですが、気づいたら煙草を吸うようになっていました。

しかも不思議なのが職場にいる間しか吸わないし、「吸いたい」と思わないんです。

休日も休職期間に入っている今も一本も吸っていませんし、「吸いたい」とも思いません。

 

喫煙所で同僚に「あれ?タバコ吸ってましたっけ?」って聞かれた時に、「いやー最近ストレスが溜まっててww」みたいな感じで答えているんですよね。笑

その時は冗談っぽい感じで会話が終わったのですが、その時モロ答えを出してましたね。笑

 

飲酒の量が増えた

1日で飲むお酒の量が増えましたね。

まぁ、元々お酒を飲むのは好きなので全てが病気のせいではないかもしれませんが、、笑

 

夜にシラフの状態でいると不安だったんですよね。

だから、酔うためにお酒をたくさん飲んでいました。

 

無理やり仕事のスイッチをオフにしている感じです。

 

幸か不幸か、お酒は割と強い方なので、飲んでもあまり酔わないんです。

でも、酔うためにお酒を飲むわけだから、飲む量も飲みますよね。

1時間で1人でワインのボトル1本飲むみたいな異常な飲み方をしていましたね。

 

家族にもアル中になったんじゃないかと本気で心配されました。

今では「今日は飲まない」って意識すれば一杯も飲まない日もできるので、アル中ではないと思うのですが、、

 

お酒は好きなの今でもお酒は飲みますが、休職中に入ってからはそういう飲み方はしなくなったと思います。

 

変に短気になって、人ごみが苦手になった

何度かこのブログでも書いたことはあるのですが、些細なことで感情的になってしまってトラブルを起こしてしまうことがありました。

家や職場ではそういったことはないのですが、街中ではたまにそういったトラブルを起こしてしまうことがあるので、どんどん人混みが嫌いになりました。

 

運よく近くに止めてくれる人がいたから良かったけれど、下手したら傷害事件を起こしていたかもと思うと本当に恐ろしいです。

絡まれたら、「むしろストレス発散ができるからラッキー」ぐらいに思っていましたからね。

 

もう精神的におかしかったんだと思います。

そういった症状が出ていると少しでも思ったら、心療内科かカウンセラーに相談したほうがいいです。

 

この場所で自分が適応していないような気がしてしまう

これは上の人混みが嫌いになったというのと関連もしているのですが、些細なことで感情的になってしまう自分が恐怖だったし、そういった自分を抑えるために自然と外を出歩くことも嫌になってしまっていたので、「この場所に自分は適応していないのかな」って考えてしまうことが多かったです。

 

特に少し前までアメリカで生活をしていて、帰国してまだ1年〜2年の間に感情的になってしまうことが多かったので「日本に住むのに自分は適応できていないのかも」って不安でした。

これが外国に移住してそう思うのなら、母国に帰国するっていう選択もできますが、僕にとっては日本が母国なので、アメリカにあるいは他国に完全に移住をするなんて、そんな容易なことじゃありません。

 

そんな中で「適応できていないんじゃないか」という考えで不安を覚えてしまうのは絶望感は大きかったです。

 

SNSやワイドショーが見るのが苦しかった 

コロナが日本でも流行りだして、その不安や不満が爆発しているかのようにテレビのワイドショーやTwitter、周りでも怒りや不安に溢れていましたね。

テレビをつけると不安やコロナへの対応の怒りばかり、そういった言葉や感情の中にいるのは本当に苦痛でした。

 

挙げ句の果てにはSNSとかでは「こういう時怒らないからダメなんだ」みたいな発言をする人もチラホラ目にしました。

もちろん、そういう人達の言っていることは充分わかるけれど、精神的に不安定になっている時にそういった感情に囲まれるのはかなり辛かったです。

 

テレワーク中のお昼の時間はヒルナンデス!を見ていましたね。

ヒルナンデスって本当に平和なんです。笑

 

ポジティブな映画やドラマを見るようになった

現実が辛くて、映画やドラマに完全に逃げ込んでいましたね。

感動できる映画やドラマを見て、「明日から頑張ろう」って奮い立たせたりすることはあると思うのですが、そういった映画やドラマを見てなんとか立てていた感じですね。

 

ちなみにその時に観た映画はジムキャリー主演の「イエスマン」とかNetflixで配信されている「グッド・プレイス」です。

 

まとめ

こうやって振り返ってみると、たくさんのサインが出ているんですよね。

だけど、その全てを「疲れているから」「忙しいから」「気のせい」みたいな感じでずっとごまかしていました。

 

初めて妻に打ち明けた時に、特に身構えて話したわけではなくて、いわゆるその場の話の流れで「今の自分の心が弱っているのかも、、」って話したのですが、その頃はもう自分で背負いきれないことを無意識に自覚していたのかもしれないです。

TOKIOのリーダーが某メンバーの会見を話した時に「まだ崖っぷちにいると思っているけれど、もう崖に落ちている」みたいな発言をしていたと思うのですが、まさに自分が言葉通りにそうでした。

 

まだ適応障害うつ病になっていなくても、僕みたいに心がサインを送っている場合はあると思います。

少しでもいつもと違うような不安があるのなら、僕のように自分の心を誤魔化さずに早めに身近な人に相談したり、心療内科で診てもらったりをお勧めします。

 

 

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ありがとうとごめんね

適応障害になったことで、妻には本当に迷惑をかけていると思う。

 

そして、たくさん支えてもらっていると思う。

 

今は感情の波はとても激しいので、ネガティブな動きをしてしまうこともあるから話せなくなる落ちてしまう事もあります。

それでもやっぱり根本的にはそう思っているから、なるべく妻の前ではできる限りの振る舞いで入れたらと思う。

 

僕もできた人間ではないから身近な人に「この病気をどこまで理解しているんだろう?」って思ってしまう事もある。

だけど、自分が適応障害うつ病の症状が出ていなかった時に、やっぱりそういう人への理解っていうのは正しくできなかったと思う。わからなかったと思う。

 

だけど、それって仕方ないと思う。

 

この病気になったからわかった事もたくさんある。

だから、身近にいる同じような境遇の人とそうじゃなかった時と比べて、向き合えるようになったし、今の自分とも向き合えていると思う。

 

例えば、職場環境とかは考慮してもらわないと正直今の僕にはきつい。

だけど、「理解してもらいたい」という気持ちは前と比べたら薄らいでいるし、その分「支えてもらっているんだ」って想いが強くなっている。

 

この気持ちの変化だけでも結構大きいような気がするんですよね

 

できることは多くはないかもしれない。

だけど、料理をしたり、家事をしたりはできるし、妻が観たいと思っているテレビや映画を一緒に観て、楽しむ事もできる。

 

たくさんたくさん支えられているから、僕もできる限りに支えてあげれればと心から思います。

 

ごめんね。って思う事もあるし

 

ありがとうって思う事もたくさんあります。

 

こうやって経験する事でわかることが増えるなら、この病気になった事も何か意味があるのかもしれないです。

 

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